線維筋痛症OTイチ押し⁉『ホットアイマスク』は不眠に有効か医学的に考えてみた！

こんにちはnaviです。

今回の記事では、線維筋痛症で不眠気味な私が広くおススメしたい『ホットアイマスク』についてご紹介したいと思います。

このような悩みを持っている線維筋痛症の患者さんは多いのではないでしょうか。

私自身も線維筋痛症になってからというもの、快眠とは程遠い生活を送っています。

そんな私が睡眠の質を向上を目的に使用しているのが『ホットアイマスク』です。

今回の記事では、『ホットアイマスク』は不眠に対して有効かを医学的な知識を用いて考えていきます。

また、ホットアイマスクの使用によるメリットやデメリットもご紹介！

ぜひ最後まで読み進めて、ホットアイマスクにハマって下さい。

ホットアイマスクは不眠改善に効果があるか？

結論として『ホットアイマスク』の利用は『絶対ではないが線維筋痛症の不眠に対して効果が期待ができる』と言えます。

歯切れの悪い答えになってしまいますが、これは使用する人の体質や好み差異が発生するからです。

医学的な視点で考えた場合に『ホットアイマスク』の使用は、線維筋痛症の不眠に対して十分に効果が期待できます。

ホットアイマスクの医学的効果

ホットアイマスクには色々なタイプのものがありますが、基本的には目の周囲に適度な熱を提供するための道具です。

医学的な視点から考えるホットアイマスクの効果には、以下のようなものがあります。

血行の改善

ホットアイマスクを使用することで血行の改善が期待できます。

血管は温めると拡張する性質を持っています。

血管が拡張されると血液が流れる量が増えるので、循環が活性化して血行が改善することになるのです。

血流が増えることで、酸素や栄養素の供給が増加と不要な代謝物質や炎症物質の排出促進が起こります。

筋緊張の緩和

ホットアイマスクの適度な温かさは、自律神経に心地よい刺激を与えます。

これにより、副交感神経が優位に働くと心身がリラックスすることになるのです。

また、筋膜を構成するコラーゲンは適温で温められると、柔軟になると言われています。

このコラーゲンの変化は、極々小さなものですが線維筋痛症では緊張で筋肉が硬くなることが多いため、リラックス効果と合わせて筋緊張の緩和が期待できます。

緊張が強いままでは快適な睡眠は望めません。

そのため、ホットアイマスクの使用により緊張が緩和されると、睡眠の質を向上させることが期待出来るのです。

ストレスの緩和

ストレスは緊張を高め、線維筋痛症の症状を強化してしまうことに加え睡眠の質を著しく低下させます。

ホットアイマスクのほど程良い温かさは、心地よい刺激となり心身をリラックスさせてくれます。

心身がリラックスすることで、血行の改善や緊張の緩和がより効果的に行われ、ストレスの緩和が期待できるのです。

ドライアイの改善

ホットアイマスクは目の周囲に熱を加えることで涙腺を刺激し、涙液の分泌を促す効果があります。

涙液の分泌量が増加することで、しっかり目の表面を保護できるようになりドライアイの改善が見込めます。

ホットアイマスクのメリットとデメリット

アイマスクには良い効果がたくさんあるため、非常に有用に感じますがその使用にはメリットとデメリットが存在します。

実際に利用する前にしっかりとメリット・デメリットを理解することで、より高い効果を得ることが期待出来るでしょう。

メリット

ストレス軽減

心地よい温かさがリラックス感をもたらし、心身の緊張を解きほぐします。

ストレスが軽減されると、より深い眠りに入りやすくなります。

リラックス効果

適度な温かさにより、目の周囲の筋肉が緩み心身がリラックスします。

リラックスした状態で眠りにつくことで、睡眠の質を向上させる効果が期待できます。

血行促進

程良い温かさで血管を拡張させ血液の循環を促進します。

これにより、酸素や栄養素が効率的に供給され、不要な代謝物質が排出されるようになります。

老廃物や代謝物の排出により、疼痛の緩和も期待できます。

デメリット

皮膚障害

熱への過敏症を抱える人にとっては使用が難しい場合があります。

過度の熱は不快感や皮膚の刺激を引き起こす可能性があるため、個人の感じ方に合わせて適切な温度と時間を選ぶことが重要です。

睡眠の妨げになる

個人の好みや状況によっては、温かさが逆に不快感や過熱感を引き起こし、睡眠の妨げになる可能性があります。

お金が掛かる

ホットアイマスクには、使い捨てタイプとバッテリー式で何度も使えるものがありますが、どちらを選択しても購入するお金がかかります。

自分の生活に合わせて、使いやすいタイプを選びましょう。

ホットアイマスクの効果的な使用方法

『ホットアイマスク』を使用する際には、適切な温度と時間を守ることが大切です。

通常は40℃ほどのものを10～20分くらい装着します。

完全に眠りに入る前には、ホットアイマスクを外しましょう。

記事の振り返り：線維筋痛症の不眠に対してホットアイマスクは期待出来る。

『ホットアイマスク』は、目の周囲を心地良い温度で温めることにより疼痛緩和、リラックス、ストレス緩和などの効果が期待できます。

これらの効果は、睡眠障害の改善に対しての効果が期待できます。

しかし、使用者の体質や性格によっては、肌荒れや不快感などが生じるリスクがあるため、使用の際は注意が必要です。

まとめ

ホットアイマスクは、血行促進やリラックス効果、ストレス緩和効果により不眠の改善に期待出来ます。

しかし、その効果は、利用者個人個人の体質や感じ方により差異が生じます。

場合によっては不快感が生じて、逆に眠れなくなることがあるので注意が必要です。

ホットアイマスクは多くの場合、快適な睡眠環境を整えるために有効な手段となります。

しかし使用者の体質や健康状態によっては、皮膚障害や睡眠の妨げになる場合があるため、状態を観察しながら使用することが大切です。

また、ホットアイマスクは線維筋痛症の痛みや睡眠障害を根本的に治療するわけではないため、持続的な不眠が生じている場合は医師に相談することをおススメします。

最後になりますが、睡眠の質を向上させるためには道具に頼るだけではなく、『規則正しい健康的な生活』、『睡眠環境の整備』、『適切なストレス管理』なども重要な要素となります。

これらを総合的にアプローチして、不眠や睡眠の質の改善に取り組みましょう。